重要なお知らせ

ロボット支援前立腺全摘術

当院では前立腺がんに対する手術支援ロボット「da Vinci」による治療を実施しております。内視鏡手術の身体への負担が小さい低侵襲治療という特長を生かしながら、ロボットの機能により繊細で安全な手術が可能となっています。
現在手術支援ロボットは国内で400台以上が稼働しており、13,000例以上の実績があります。

  • 入院期間は10日前後です。
  • 全身麻酔で行います。
  • 手術時間は3-5時間です。
  • 保険適用となります。
前立腺がんのダビンチ手術①

ロボット支援手術のメリット

①身体への負担が少ない低侵襲手術

開腹手術と比較して傷が小さく痛みが少ないため、術後の回復が早く、早期退院が可能です。

前立腺全摘術切開創
②高い機能温存効果
前立腺全摘術における代表的な合併症である「尿失禁」「性機能障害」について、より繊細な手術を行うことで機能温存が望めます。
尿失禁については術後半年で90%以上の方が回復します。また、神経温存を実施すること(適応は状況によります)で、性機能の温存も望めます。
③高い安全性、確実性
ロボットによる手術は従来の内視鏡手術に比べ、より正確で繊細な操作が可能であり、出血・直腸損傷などの合併症は極めて稀です。

手術までの流れ

①泌尿器科の外来を受診
●診察内容
  • 診断の確認
  • これまでにかかった病気や内服されているお薬の確認
    ※お薬手帳をお持ちでしたらご持参ください。
●術前検査
  • 血液検査/レントゲン/心電図/呼吸機能検査
    ※必要に応じて検査が追加されることがあります。
●手術のご説明
②入院から手術まで
  • 手術前日の午前に入院していただきます。
  • 入院後、看護師より病院での過ごし方について説明いたします。
  • 麻酔科医より、全身麻酔について説明いたします。
  • 食事は手術前日の夜まで可能です。
③手術当日
  • 手術は基本的に午前9時から開始します。
  • 当日の朝に少量の飲水は可能ですが、以後は禁飲食となります。
  • 浣腸をします。
  • 点滴が始まります。
  • 手術開始の少し前に、看護師が手術室にご案内します。
④手術後の流れ
  • 手術後はベッドに寝たまたお部屋に戻ります。
  • 翌日の朝まではベッド上で安静、禁飲食となります。
  • 手術翌日の朝から飲水開始、歩行開始となります。
  • 術後2日目か3日目に、お腹に入っている管を抜きます。
  • 術後6日目に、尿道と膀胱の吻合部の回復をレントゲン検査で確認します。問題がなければ翌日以降に膀胱に留置された管を抜きます。
  • 排尿の具合を数日確認して退院となります。

退院後について

  • 約1ヵ月後に外来を受診していただき、摘出した前立腺の病理検査結果の説明、術後の傷や排尿状況について確認します。
  • 以後は1~3か月おきに通院していただき、血液検査でPSA値をフォローします。
  • 退院後から通常の日常生活を送っていただけますが、過度な腹筋運動や、長時間の座りっぱなしの姿勢は避けるようにしてください。
  • 過度の飲酒も控えてください。喫煙される方は、これを機に禁煙してみましょう。
  • 術後のPSA値の様子で追加治療が必要になる場合があります。

泌尿器科