重要なお知らせ

尿路結石治療センター

2025年7月、尿路結石治療センターを開設し、尿路結石の患者さんをより迅速かつ専門的に対応する体制を整えました。当院では尿路結石による急な痛みや発熱等に対し、24時間救急対応が可能です。

尿路結石治療センター

この度、新松戸中央総合病院に尿路結石治療センターが設立され、センター長を拝命しました泌尿器科の鏑木直人と申します。
尿管結石は近年の食習慣や食事内容の変化に伴い、人口10万人あたり100人前後の方が罹患する、一般的な疾患となってきています。
一方でその症状(主に疼痛、血尿、発熱、腎機能障害など)が強く、場合によっては緊急での対応を求められる疾患でもあります。こうした疾患特性に対応すべく、結石治療センターを設立しました。
当センターでは24時間365日尿路結石またはその疑いのある方を積極的に受け入れ、結石と診断された場合の治療、また結石形成の原因精査、再発予防のための生活習慣や食事内容の指導、定期的なフォローアップまでトータルでサポートいたします。
治療方法は内服による保存的治療と、手術による結石破砕治療の2つに分かれます。どの治療が適応になるかは、その患者様の状態や結石の大きさ、その位置などによって大きく変わってきます。適切かつ患者様のご希望に沿った治療を提案、実施していきます。
尿管結石の症状は、突然訪れる片側の背中または脇腹の痛みと、目で見てわかる血尿です。特に痛みについては我慢できないくらい強い痛みとなることが多く、これは我慢していても改善しません。血尿については結石以外にも原因となる疾患が多数存在します。こういった症状が現れた場合、なるべく早めに受診するようにしてください。

泌尿器科 鏑木直人

尿路結石とは

尿路結石は、腎臓・尿管・膀胱・尿道など尿の通り道に結石ができる病気です。小さい結石は自然に排出されることもありますが、詰まってしまうと尿管や腎臓に負担がかかり、激しい痛みを引き起こすと言われています。

尿路結石ができる原因

  • 水分不足
  • 食生活の乱れ
    (塩分・たんぱく質の過剰・シュウ酸を多く含む食品の摂取・カルシウムの不足)
  • 肥満や運動不足
  • 遺伝的な体質

珍しい病気ではなく、男性では7人に1人、女性は15人に1人が一生に一度はかかるといわれています。特に男性は40代、女性は50代で発症しやすく、夏は汗を多くかくことで体の水分量が減り、尿が濃くなりやすいため結石ができやすい季節です。

こんな症状は尿路結石のサインかもしれません

  • 突然の腰や脇腹の激しい痛み
  • 血尿(尿が赤っぽくなる)
  • 尿が出にくい、残尿感
    ※吐き気や嘔吐を伴うこともあります

自覚症状のないまま、静かに進行することもある病気です。結石が腎臓や尿管にとどまって尿の流れを妨げると、知らないうちに腎臓へ負担がかかってしまう場合もあります。早めの検査・診断により、腎臓の機能を守ることができます。

検査方法

  • 尿検査
    血尿の有無や結石のもととなる成分(結晶)が出ていないかを確認します。
  • 画像検査(超音波検査、レントゲン検査、CT検査)
    結石の場所や大きさを確認します。
  • 血液検査
    腎臓の機能や体内のミネラルバランス(カルシウム、尿酸など)を確認します。これにより、結石ができる原因や、腎臓への負担がないかを調べることができます。

治療方法

経尿道的尿路結石砕石術(TUL)

詳細はこちら

受診方法

受付時間内に泌尿器科の外来へお越しください。

泌尿器科

〈受付時間〉
午前受付 11:00まで
午後受付 月曜 16:00まで
※月・水 午前は男性更年期外来実施(予約制)

急遽、担当医が変わる場合がございますのでご了承ください。

女性医師

▼ この表は横にスワイプ(スライド)できます

午前

松本 真一

竹内 尚史

松本 信也

松本 真一

竹内 尚史

松本 信也

鏑木 直人

松本 信也

松本 真一

午後

松本 信也

休診

竹内 尚史

松本 信也

松本 真一

休診

医療機関の方へ

診察予約をご希望の場合は、地域医療連携室(医療機関専用ダイヤル)までご連絡ください。

医療機関専用ダイヤル
TEL:047-309-4186(直通) FAX:047-309-4180

泌尿器科