お知らせ
概要
当院の婦人科は、日本婦人科腫瘍学会専門医の資格を持つ2名の医師が、患者さん一人ひとりに寄り添い、丁寧な診察と治療を提供いたします。
手術をご検討されている患者さんには、手術のメリットとデメリットについて、分かりやすく丁寧にご説明いたします。手術の必要性や、ほかの治療法との比較、具体的な手術方法、術後の経過、リスクや副作用など、患者さんの不安を取り除くために、十分な情報提供を心がけております。
患者さんのお話に耳を傾け、ご希望やご不安を理解したうえで、患者さんと共に最適な治療方針を決定いたします。手術が最善の選択ではないと判断した場合は、手術以外の治療法を提案することもございます。
手術が必要ない場合は、ご紹介元の先生と連携し、定期的な検診を継続していただきます。必要に応じて、再度、ご紹介いただくことも可能です。
手術が必要となった場合は、当院にて手術を行い、術後は通院しやすい距離にあるご紹介元の先生にお願いし、薬剤での治療を継続していただけます。患者さんの負担を軽減し、安心して治療に専念いただけるよう、体制を整えております。
主な対象疾患
婦人科悪性腫瘍
子宮頸がん
女性のがんの中でも発症率が高く、近年は若い世代での発症も増加しています。早期発見・早期治療が重要です。
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子宮体がん
子宮内膜のがんです。不正出血などの症状が現れる場合があります。
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卵巣がん
卵巣のがんです。自覚症状が乏しい場合が多く、進行が発見されることがあります。
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婦人科良性疾患
子宮筋腫
子宮の筋肉層にできる良性腫瘍です。無症状の場合も多いですが、月経過多や不正出血、下腹部痛などの症状が現れることもあります。
子宮腺筋症
子宮内膜が子宮筋層内にまで入り込む病気です。月経過多や下腹部痛、不妊などの症状が現れることがあります。
子宮脱
子宮が本来の位置から下垂する病気です。不正出血や下腹部痛、尿失禁などの症状が現れることがあります。
卵巣腫瘍・嚢腫
卵巣にできる良性腫瘍や嚢腫です。無症状の場合も多いですが、腹痛や下腹部膨満などの症状が現れることもあります。
子宮内膜症
子宮内膜が子宮腔外にまで増殖する病気です。月経過多や下腹部痛、不妊などの症状が現れることがあります。
当院で行える手術・治療
婦人科悪性腫瘍の手術
子宮頸がん
広汎子宮全摘出術:子宮、卵巣、周辺組織を広く切除する手術です。
進行度や患者さんの状態に合わせて、最適な手術方法を選択します。
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子宮体がん
拡大子宮全摘術や準広汎子宮全摘出術など、状況に応じて腹腔鏡やロボット手術にて対応します。
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卵巣がん
卵巣がん根治手術:卵巣、卵管、子宮、周辺組織を切除する手術です。
進行度や患者さんの状態に合わせて、最適な手術方法を選択します。
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婦人科良性腫瘍の手術
腹腔鏡下手術
腹腔鏡下手術は、傷が小さく、術後の回復が早いというメリットがあります。
子宮筋腫核出術:子宮筋腫のみを切除する手術です。
子宮腺筋症病巣切除術:子宮腺筋症の病巣のみを切除する手術です。
子宮脱手術(腟式子宮全摘術、形成術):子宮脱を治療する手術です。
高度な放射線治療・化学療法
当院の放射線治療センターでは、リニアックや密封小線源治療装置といった放射線治療機器を用いて、患者さん一人ひとりに最適な放射線治療を提供しています。
子宮がんの放射線治療
化学療法についても、各種最新の薬剤を用いて、患者さんの状態に合わせて最適な治療を行います。
がん化学療法について
当院でできる精密検査
下記以外にも必要に応じて様々な検査を行います。
子宮頸がん
生検:診察時にコルポスコピーという検査法を使用し、生検を行います。コルポスコープ(拡大鏡)を用いて肉眼だけでは見えない可能性がある子宮頸部の異常の位置、範囲、程度を確認し、子宮頸部から小さな組織診を採取します。採取した組織にがん細胞が存在するかどうか、顕微鏡で調べます。
子宮体がん
組織診:子宮内膜から細胞の一部を採取し、顕微鏡でさらに詳しく調べます。超音波検査を行いながら、痛みの少ない吸引組織診が可能です。
卵巣がん
画像検査:超音波やCT検査、MRI検査でがんの可能性がある部位や範囲を調べます。
腫瘍マーカー:がんが疑われる場合はCA125と呼ばれる血液検査を行うことがあります。
上記の結果を複合的に判断し、がんの可能性や手術の必要性を診断します。
休診代診
現在、予定されている休診はありません。
担当医表
夜間・休日診療のご案内
婦人科 (原則予約制)
【診療時間】
午前 9:00~11:30
午後 14:00~15:30
※受診を希望される方は当院へお電話ください。(℡047-345-1115)
急遽、担当医が変わる場合がございますのでご了承ください。
女性医師
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所属医師
婦人科 部長
杉田 匡聡 (すぎた まさとし)
婦人科
専門・得意分野 |
婦人科腫瘍 ロボット手術 |
略歴 |
筑波大学医学専門学群 |
資格・所属学会 |
日本産科婦人科学会 産婦人科専門医/指導医
日本婦人科腫瘍学会 婦人科腫瘍専門医/指導医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
ダビンチ手術有資格者
臨床研修指導医講習修了
医療安全管理者研修修了
がんのリハビリテーション研修修了 |
婦人科 医長
中西 一歩 (なかにし かずほ)
婦人科
11/17 第63回日本臨床細胞学会秋期大会ランチョンセミナー8 登壇
専門・得意分野 |
婦人科疾患全般、婦人科悪性腫瘍、遺伝性腫瘍、漢方治療 |
略歴 |
日本医科大学医学部卒業 |
資格・所属学会 |
日本産科婦人科学会 産婦人科専門医/指導医
日本専門医機構 産婦人科専門医
日本婦人科腫瘍学会 婦人科腫瘍専門医/指導医
日本遺伝性腫瘍学会 専門医
日本人類遺伝学会・日本遺伝カウンセリング学会認定 臨床遺伝専門医
日本臨床細胞学会 細胞診専門医・教育研修指導医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
緩和ケア研修会修了
医学博士
がんのリハビリテーション研修修了
臨床研修指導医
日本内視鏡外科学会
日本産科婦人科内視鏡学会
日本人類遺伝学会 |