当院では、FDG-PET/CT検査のご予約を受け付けております。ご予約は当院予約センターにて対応させていただきます。
FDG-PET/CTとはがんなどの病気を見つける画像診断法のひとつです。この検診では、「がん細胞が正常細胞に比べて3～8倍のブドウ糖を取り込む」という性質を利用し、ブドウ糖に似た検査薬（FDG）を体内に投与して全身のがんの有無を調べます。
放射線読影報告は、放射線診断専門医が随時行っております。結果は読影報告書とCD-Rを一緒に１週間程度で郵送させていただきます。
そのほかご不明な点につきましては、予約センター又は医療連携室までご連絡ください。

FDG-PET/CTのメリット

• 早期発見
• 体に負担の少ない検査
• 腫瘍の良性・悪性の推定
• 安全で楽な検査

検査時間

2時間

FDG-PET/CT検査 診療情報提供書 FDG-PET/CT検査事前問診表

FDG-PET/CT検査を受けられる患者さんへ

検査の流れ

事前

当日

後日

FDG-PET/CT検査　ご依頼の先生方へ

保険適用について

当院にて保険診療でFDG-PET/CT検査を受けていただくためには、以下の条件を満たすことが必要です。

悪性腫瘍 ※早期胃がんを除く	他の検査や画像診断により病期診断、転移・再発の診断が確定できない方 （病理診断により悪性腫瘍の確定診断が得られなった場合については、臨床上髙い蓋然性をもって悪性腫瘍と診断されていれば保険適用となります）
血管炎	すでに大型血管炎（高安動脈炎または巨細胞性動脈炎）と診断されており、かつ他の検査で病変の局在または活動性の判断のつかない方
心疾患	心サルコイドーシスにおける炎症部位の診断

※「てんかん」および「虚血性心疾患」の診断は、現在、当院ではお受けしておりません。準備ができましたら、お知らせいたします。
※同一月内にガリウムシンチグラフィを行っている場合は、保険適用となりません。

患者さんに関する注意事項

次に挙げる項目のいずれかに該当する場合は、原則検査をお受けできません。

• 患者さんに検査の目的、概要、費用（３割負担の方で約３万円）、検査前絶食、運動制限などの必要事項を説明のうえ、「診療情報提供書」の作成をお願いします。
• 検査５時間前から食事、糖分含有の点滴は中止してください（水・お茶のみ飲用可）
• 糖尿病を合併している患者さんの場合、検査５時間前からの絶食及び検査当日の朝より糖尿病内服薬・インスリンの中止を確実に行ってください。当日インスリンを使用した場合は、検査薬剤が筋肉に集積するため、検査ができなくなることがあります。
• １週間前からの胃や大腸のバリウム検査は、行わないようにしてください。
• 気管支鏡や消化管内視鏡検査は検査画像に影響が出る場合がありますので、あらかじめお知らせください。
• 他の方への無用な被ばく防止のため、同日に外来の診察や他検査を申し込まないでください。
• ペースメーカーを使用されている方は、「診療情報提供書」にて事前にお知らせのうえ、患者さんには検査当日にペースメーカー手帳を持参してもらうようお伝えください。
  なお、ペースメーカーの種類によってはCT撮影が制限される場合があります。
• 検査機器の保守点検および検査薬の輸送体制には万全を期していますが、万一機器の故障や輸送中の事故などの際に検査ができなくなることがあります。
  その場合、時間の変更もしくは日を改めて検査させていただきますのでご了承ください。
• 予約変更またはキャンセルをされる場合は、検査前日の正午（平日）までに必ずご連絡ください。

当日の持物について

• 健康保険証、各種医療受給者証
• 患者さんへのお知らせ（診療予約券）
• 主治医からの診療情報提供書（紹介状）・画像データ、検査データ
• 検査料金

検査費用

３割負担の方で３万円程度

検査可能日時

月～土（祝日を除く）

予約方法

予約センター（医療機関専用ダイヤル）へお電話ください。

受付時間

平日	9:00~17:00