重要なお知らせ

がん治療セカンドオピニオン外来が始まりました

がん治療 セカンドオピニオン外来

~がんと診断され不安な日々をお過ごしの患者さんへ~

近年のがん治療の進歩により、治療法の選択肢は大きく広がりました。
そのため、どんな治療が自分にとって最適なのか迷っている患者さんも多いのではないでしょうか。
がん治療セカンドオピニオン外来では、患者さんにとって最適ながん治療法を一緒に考える場を提供します。

担当医師

日本放射線腫瘍学会放射線治療専門医/放射線科指導医
伊丹 純

1981年 千葉大学医学部卒
ドイツ連邦共和国エッセン大学病院放射線科助手、
千葉大学医学部放射線医学講座助教授、
国立病院医療センター(現国立国際医療研究センター病院)放射線治療科医長、
国立がん研究センター中央病院放射線治療部長を経て
2021年4月新松戸中央総合病院へ入局。

医師よりメッセージ

がんの患者さんは、がんと診断された日々からさぞや不安な日々をお過ごしと思います。よく理解できないまま検査が進み、治療の方針が次々と提示され、大事な判断がせかされます。近年のがん治療の進歩により、がんの診断や治療にも大きな進歩が見られ、そのために治療法の選択肢が大きく広がり、多くの患者さんはかえって情報の森のなかでさまよってしまっているのが現状だと思います。

わたくしは、40年来放射線治療を専門として特に先端的放射線治療として定位照射(ピンポイント照射(特に脳腫瘍、肺がん、肝がん、前立腺がん、転移性腫瘍など)、強度変調放射線治療(IMRT)(特に前立腺がん、耳鼻科のがん、婦人科がん、肺がん、悪性リンパ腫など)、低線量率(特に前立腺がん、口腔がん)と高線量率小線源治療(特に前立腺がん、婦人科がん、耳鼻科のがん、乳がんなど)、ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)(特に皮膚のがん)、新たなα線線源による治療(乳がん、耳鼻科のがん)などの治療開発に従事し、がん治療を行ってきました。

放射線治療では、すべての臓器のすべてのがんを扱う必要があり、各領域の外科、内科の先生たちと討論してそれぞれの患者さんにとっての最善な治療を決定してきました。ですから放射線治療医として、どのがんでは放射線治療以外にもどのような治療法の選択肢があり、それぞれの特徴がどうであり、どのような患者さんに最適な適応であるかということを常に考えております。

多くの情報の森のなかでさまよえる患者さんとじっくり話し合うことで、患者さんにとって最適ながん治療法を一緒に考えていくことができればと思っています。

実施日 完全予約制

月曜日・火曜日・木曜日10:00~12:00
14:00~17:00

料金

1時間22,000円

お問い合わせ先

047-345-1111(代表)

担当:地域医療連携室