重要なお知らせ

遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)に対するリスク低減卵管卵巣摘出術の実施

2025年12月、当院では遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)と診断された方を対象に、リスク低減卵管卵巣摘出術を実施しました。

HBOCは、BRCA1遺伝子またはBRCA2遺伝子の変異が確認された場合に診断される遺伝性のがんで、乳がんや卵巣がんなどの発症リスクが高くなることが知られています。

女性では乳がん・卵巣がん、男性では前立腺がん・男性乳がんなどが報告されています。

卵巣がんは自覚症状が乏しく、早期発見が難しいとされています。そのため、HBOCと診断された方に対しては、将来の卵巣がん発症リスクを考慮した選択肢の一つとして、卵管・卵巣摘出術が検討される場合があります。

手術を検討する年齢や時期については、妊娠希望の有無や個々の状況を踏まえ、医師と十分に相談のうえ判断されます。

本手術は、BRCA1/2遺伝子検査によりHBOCと診断された乳がん患者さんを対象に保険適用となります。

現在治療中の方だけでなく、過去に乳がん治療を受けられた方も対象となる場合があります。

手術の適応、内容、合併症、術後の影響などについては、診察・説明を行ったうえで個別に判断いたします。

詳しくは当院婦人科までご相談ください。