重要なお知らせ

病院指標(令和4年度)

病院指標の公開

DPCデータを基に、全国統一の抽出方法で数値化し、医療の質を客観的にしたものです。
当院の特徴を理解していただくために、情報公開を行っています。

DPCデータとは

全国のDPC病院が、全国統一の形式で厚生労働省に提出しているデータです。
傷病名、診療内容、在院日数など様々なデータが含まれます。
※自費、自賠責、労災、24時間以内死亡患者さんのデータは含まれません。

DPCとは

診断と治療の組み合わせで決まる定額入院料から計算する包括方式です。

DPC14桁コード(診断群分類)とは

入院で医療資源を最も投入した傷病名と、手術や処置などの治療内容を組み合わせたデータを、
番号化することで分類を可能にしたものです。

年齢階級別退院患者数

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年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 51 81 178 194 353 700 972 2128 1630 373

令和4年度 年齢階級別退院患者数

【指標の説明】
●令和4年度における退院患者数を10歳刻みに集計しました。
●入院時の年齢で集計し、全退院数は6,660人(月平均555人)です。

【解説】
当院は、東葛北部の基幹病院として「高度で安全な医療」の提供に努めております。
幅広い年齢層へ入院治療を提供していますが、そのうち約8割は60歳以上の患者様です。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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外科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 134 5.13 4.59 0.00 69.32
040040xx97x00x 肺の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 111 10.41 10.06 0.90 68.66
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 55 6.78 9.68 0.00 31.93
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 49 5.00 5.32 0.00 36.71
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 47 7.55 6.93 0.00 64.85
主に、消化器外科領域の治療を行っています。
胃がん・大腸がん、肝胆膵領域の悪性疾患・胆石・胆嚢炎・鼠径ヘルニアや
虫垂炎などを幅広くカバーしております。

クリニカルパスを活用することで、在院日数が全国平均よりも短くなるよう
看護の質向上だけではなく、患者様の負担軽減や満足度向上にも努めております。

眼科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 138 2.02 2.63 0.00 75.09
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 手術あり 両眼 112 2.98 4.67 0.00 75.72
白内障とは、目の中のレンズの役割をする水晶体が濁ってしまう病気です。
原因として加齢によるものが多く、早い方では40代から、80代ではほとんどの方が白内障を発症しています。
水晶体が濁り始めると、霞んだり、物が二重に見えたり、まぶしく見えるという症状が出現したり、視力が低下します。

より良い視機能を長く保つために、患者様一人ひとりに合わせて治療を行っております。

形成外科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2なし 13 3.00 2.90 0.00 76.23
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし 9 10.22 7.29 0.00 78.33
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1なし 5 5.40 3.94 0.00 50.80
160200xx02000x 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 5 3.40 4.72 0.00 32.60
形成外科では保険診療に限らず、一部自費での治療を行っています。
保険診療で入院したうち最も多い症例は、眼瞼下垂に対する手術13件です。

体の表面に生じたけがや、変形(生まれつきのもの・外傷・傷跡・あざ・皮膚腫瘍・ほくろなど)を正常に近い状態へ治療したり、
手術・外傷でなくなった組織を再建ならびに修復させられるよう努めております。

血液内科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99x4xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2-4あり 20 9.55 10.00 0.00 56.20
130060xx97x40x 骨髄異形成症候群 手術あり 手術・処置等2-4あり 副傷病なし 18 27.28 18.00 0.00 72.89
130010xx97x2xx 急性白血病 手術あり 手術・処置等2-2あり 15 35.27 37.16 6.70 65.67
130060xx97x00x 骨髄異形成症候群 手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 14 20.50 15.42 0.00 77.71
貧血や各種造血器疾患に対して、免疫療法・化学療法・分子標的療法などを実施しています。
また、無菌室を4床開設し、最先端の医療が提供できる体制を整えております。

高齢の方や合併症のある方には、病態に応じてQOLを配慮した治療法も選択しています。
常に親切丁寧な説明を行い、患者様との心の触れ合いを大切にした医療を心がけております。

呼吸器内科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99200x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1-2あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 53 2.75 3.05 0.00 71.15
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2なし 37 15.41 18.57 2.70 74.54
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 19 23.84 13.49 5.30 74.74
040150xx99x0xx 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 手術なし 手術・処置等2なし 17 23.00 22.66 17.70 78.00
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2-4あり 副傷病なし 12 8.58 8.60 0.00 68.42
肺癌、間質性肺炎をはじめ、難治性感染症など多岐に渡る呼吸器疾患に広く対応しています。
特に肺癌は、日本人男性の死因として第1位、女性でも第2位に挙げられています。
その一方で、近年がん研究が急速に進んだおかげで、その治療は飛躍的な進歩を遂げています。

当科では呼吸器外科と連携し、早期にがん診断を行い、円滑に治療へ移ることができるよう心がけております。
また、治すための治療が難しいケースでも、がんに伴う症状を取り除きながら共存するための治療を一緒に考えて参ります。

循環器内科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2なし 74 4.24 4.65 0.00 67.91
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1あり 73 2.00 2.03 0.00 59.40
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1-なし、1,2あり 手術・処置等2なし 58 4.00 4.26 0.00 73.07
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 52 25.96 17.54 1.90 77.94
050050xx9910x0 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1-1あり 手術・処置等2なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 50 2.88 3.04 0.00 71.12
前年度に引き続き、頻脈性不整脈に対してカテーテルアブレーション治療を実施した症例が最も多く、17件増加して74件です。
睡眠時無呼吸・狭心症・慢性虚血性心疾患に対する症例も多く、クリニカルパスを活用して標準的な治療へ努めております。

消化器肝臓科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 65 10.08 8.94 0.00 72.98
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 38 7.34 7.76 0.00 74.11
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2なし 34 11.44 10.34 0.00 78.21
060340xx03x01x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 副傷病あり 31 13.42 16.92 6.50 82.58
060140xx97x0xx 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの) その他の手術あり 手術・処置等2なし 29 9.41 10.88 3.50 67.66
対象疾患は食道・胃・十二指腸・大腸などの消化管や、肝・胆・膵などの臓器に対する病気で、
炎症のような良性疾患からがん診療まで幅広く診療を行っております。
特にがん診療においては、早期診断から治療まできめ細やかな診療を提供しております。

毎日、消化器検査の中心となる上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)や下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)を行っております。

心臓血管外科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx0101xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術(梗塞切除を含む。) 単独のもの等 手術・処置等1なし 手術・処置等2-1あり 40 20.13 21.24 2.50 71.73
050180xx02xxxx 静脈・リンパ管疾患 下肢静脈瘤手術等 25 1.96 2.66 0.00 66.32
050161xx97x1xx 大動脈解離 その他の手術あり 手術・処置等2-1あり 22 37.09 28.45 22.70 68.68
050080xx0101xx 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1なし 手術・処置等2-1あり 18 23.17 21.78 0.00 60.83
050163xx03x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等2-1あり 18 11.00 15.26 5.60 79.00
最も多い症例は、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患です。
虚血性心疾患に対して、主に冠動脈カテーテル治療や冠動脈バイパス術を行いますが、
合併症リスク・認知機能・身体活動度など多面的な角度から、どちらが適切か治療方針を決定していきます。

患者様の状態に合わせて、より低侵襲の治療に努めております。

腎臓内科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 123 9.59 11.77 3.30 60.50
110280xx991xxx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1あり 39 5.10 6.45 0.00 52.56
110280xx02x1xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2-1あり 26 37.00 33.82 7.70 69.04
110260xx99x0xx ネフローゼ症候群 手術なし 手術・処置等2なし 18 24.78 20.06 0.00 55.44
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 17 14.41 10.00 0.00 75.47
慢性・急性腎不全に対する血液透析療法を中心に、ネフローゼ症候群に対するLDL吸着療法などを行っております。
LDL吸着療法とは、吸着の原理を応用して体内・血中に存在する病因物質を除去することにより病気を改善させる方法です。 

また、腹膜透析療法も積極的に行っており、当院への通院が可能な方は血液浄化センターにお越しいただいております。

整形外科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 129 36.32 26.42 53.50 85.07
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 副傷病なし 39 3.56 4.86 0.00 60.87
160720xx01xxxx 肩関節周辺の骨折・脱臼 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿等 14 17.64 14.17 0.00 65.36
160740xx01xx0x 肘関節周辺の骨折・脱臼 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿等 副傷病なし 11 4.36 5.61 0.00 34.91
160850xx01xxxx 足関節・足部の骨折・脱臼 骨折観血的手術 鎖骨、膝蓋骨、手(舟状骨を除く。)、足、指(手、足)その他等 10 29.20 18.34 0.00 59.60
運動器全般に対する病気やけがに対して、診断・治療を行っております。
高齢者の骨折による手術症例が多く、中でも、股関節・大腿近位の骨折を非常に多く受け入れております。

総合診療科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 88 34.02 21.11 29.60 83.51
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 40 26.35 13.61 17.50 82.08
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 29 19.10 17.54 13.80 87.62
040081xx97x0xx 誤嚥性肺炎 手術あり 手術・処置等2なし 17 79.76 37.63 23.50 83.06
180010x0xxx2xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2-2あり 15 37.67 31.56 20.00 84.20
誤嚥性肺炎、尿路感染症、心不全と、救急搬送の中でも上位を占める疾患がランクインしております。

病態がありながら診断がつかない方、複数の合併症により専門診療科の治療にそぐわない方などを対象とし、
その後、治療が必要と診断されたら各専門内科へ紹介し、最善な方法を提案しております。

内科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2-1あり 52 16.06 14.28 1.90 63.44
10007xxxxxx0xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2なし 25 9.68 10.80 0.00 59.44
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2なし 副傷病なし 7 15.29 13.43 0.00 60.29
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 6 31.00 17.54 0.00 87.17
10006xxxxxx1xx 1型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2-1あり 6 10.33 13.16 0.00 56.17
特に、糖尿病や内分泌代謝を取り扱う専門内科にあたります。
糖尿病の治療全般において、患者様の状態・既往症・生活環境などから適した治療方法を適確に選択し、
血糖コントロールと合併症予防を行っています。
同時に、多職種カンファレンスを通じ、チーム治療に専念しております。

また、糖尿病教育入院を行っており、血糖管理に難渋する患者様を多数受け入れております。

脳神経外科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 38 15.63 10.14 2.60 76.50
010060×2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2-4あり 副傷病なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 24 22.38 15.97 37.50 71.25
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 18 23.83 19.58 33.30 63.22
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 16 21.44 8.54 25.00 76.31
脳神経外科領域の3大疾患は、「頭部外傷・脳卒中・脳腫瘍」と言われています。
当院においても、最も多い症例は頭蓋・頭蓋内損傷で、次点に脳梗塞、非外傷性頭蓋内血腫が続いています。

当科は中でも、脳卒中に対して非常に力を入れております。
十分に整った設備、迅速かつ的確に施行できるよう訓練された数多くのスタッフが万全を期しております。

泌尿器科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 84 3.01 2.45 0.00 71.18
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2なし 69 8.06 6.85 2.90 76.77
110200xx99xxxx 前立腺肥大症等 手術なし 53 2.02 5.19 0.00 70.26
110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 52 15.13 11.30 0.00 72.65
11012xxx02xx0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 副傷病なし 45 6.02 5.29 2.20 64.87
泌尿器の疾患全般を治療しております。
2021年より、前立腺癌に対するロボット補助下前立腺全摘除術を開始しました。
また、外科治療とともに、尿路結石・排尿障害などの良性疾患も取り扱っております。

皮膚科

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DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 33 8.09 9.25 0.00 66.21
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1なし 23 13.87 13.50 8.70 67.87
当院の他科に通院しながら希望される方から、重症な皮膚疾患に罹患された方まで迅速かつ丁寧に対応しております。
中でも、重症な帯状疱疹や蜂窩織炎などの場合には入院をお勧めしております。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

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初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 34 3 6 20 22 2 1 8
大腸癌 9 34 35 34 26 19 1 8
乳癌
肺癌 75 18 12 98 10 31 1 8
肝癌 6 34 26 12 7 20 1 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
【指標の説明】
●国際基準であるUICC(監修:国際対がん連合)に基づいて、癌の進行度を分類しました。
進行度のStage分類は、「腫瘍の大きさ・広がり、リンパ節転移の有無・範囲、遠隔転移の有無」により決定します。
●「初発」は、癌と判明して最初に計画された治療目的の入院がすべて含まれます。
「再発」は、初回治療終了後や再発・転移をきたしたものです。
●延べ患者数で集計しているため、場合によっては複数回(入院回数)を含みます。
●10症例に満たない場合は、ハイフン(-)で表記しています。

【解説】
専門的な治療を提供する病院として、千葉県より「がん診療連携協力病院(胃がん・大腸がん・肝がん)」に認定されております。
2024年1月には、癌の4大治療と呼ばれている外科治療、薬物療法、免疫療法に加え、「放射線治療」の開始を予定しております。
これに伴い、対応できるがん治療の幅がさらに広がります。

積極的な治療だけではなく、患者様のQOL(生活の質)を大切にし、苦痛を和らげる緩和ケア・がん相談支援・栄養サポート等
により、「患者様に寄り添うチーム医療」を提供して参ります。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

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患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 2 13.50 64.50
中等症 16 19.38 78.50
重症 6 22.67 79.67
超重症 6 23.33 73.83
不明
【指標の説明】
●市中肺炎ガイドライン「重症度分類(A-DROPシステム)」(監修:日本呼吸器学会)に基づいて、集計しました。
●「市中肺炎」とは普段の生活の中で罹患した肺炎であり、介護施設に入所中の方や他の医療機関に入院中の方が罹患した場合を
除きます。
●令和4年度における退院患者数を対象にしています。
●成人とは、18歳以上を指します。

●入院契機・医療資源を最投入した傷病名:「肺炎(ICD10(※)において、J13~J18.9に該当するものに限る)」が対象です。
●ウイルス性肺炎、誤嚥性肺炎、入院後発症の肺炎などは集計対象外です。
※ICD10:死亡や疾病のデータの体系的な分析・解釈・比較を行うために、1990年WHOより採択された国際基準。

【A-DROPスコアの項目】
➀A(年齢) 男性:70歳以上、女性:75歳以上
②D(脱水) 血中尿素:21 mg/dL以上または脱水あり
③R(呼吸) 酸素飽和度:90%以下
④O(見当識) 意識障害あり
⑤P(血圧)血圧:90mmHG以下

【重症度分類】
・軽症:上記項目のいずれにも該当しない場合
・中等症:上記項目の1つ、または2つに該当する場合
・重症:上記項目の3つに該当する場合
・超重症:上記項目の4つ以上に該当する場合、または1項目でもショック症状が見られた場合

脳梗塞の患者数等

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発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 141 30.99 78.34 30.06
その他 22 35.55 74.73 5.52
【指標の説明】
●「転院」につきましては、退院先:他の医療機関への転院(入院)、
「転院率」は【転院患者数/本指標のICD10別患者数】を用いて集計しました。
●医療資源を最投入した傷病名:「脳梗塞(ICD10において、I63.0~I63.9に該当するものに限る)」が対象です。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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外科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 106 1.55 6.82 2.83 64.50
K6335 鼠径ヘルニア手術(両側) 74 1.16 3.65 0.00 68.14
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 71 0.87 2.61 0.00 66.97
K5131 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除)) 60 1.65 4.40 0.00 33.23
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 49 0.84 3.51 0.00 36.47
鼠径ヘルニアなどの定時手術や、急性胆嚢炎・急性虫垂炎などの緊急手術において、
腹腔鏡手術を積極的に導入している点が特徴です。

また、胃カメラによる内視鏡治療を積極的に実施しており、当院の消化器肝臓科と協力し、
内視鏡治療と手術(開腹・腹腔鏡)を組み合わせた治療も行っています。

日本内視鏡外科学会技術認定医を含め、内視鏡外科に熟達した外科医をそろえ、
患者様にとって負担の少ない外科治療に努めております。

眼科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) 249 0.01 1.44 0.00 75.26
当院の眼科手術は、水晶体再建術が大部分を占めます。
ごく初期の場合は、点眼で若干進行を抑えることができる場合もありますが、
進行した場合は白内障手術により、目の中に新しい眼内レンズを挿入することが必要です。

入院による患者さんの負担を軽減するため、短期入院だけではなく外来での日帰り手術も積極的に行っております。
クリニカルパスを活用することで、医療の質向上や患者様の負担軽減に努めています。

形成外科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) 13 0.00 2.15 0.00 75.85
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 11 0.55 10.45 0.00 78.36
最も多い手術術式は、前年度に引き続き、眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法)です。
次点で、皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除)が続いています。

形成外科においても、クリニカルパスを活用し、医療の質向上と患者さんの負担軽減に努めています。

循環器内科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 61 1.13 2.21 0.00 69.59
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 51 1.39 2.59 0.00 73.78
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 42 0.90 2.98 0.00 74.86
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 22 1.59 6.18 0.00 78.36
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術(その他) 18 3.67 3.33 0.00 62.83
前年度同様、経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ)
すなわち、カテーテルアブレーション治療が最も多く61件でした。

心臓疾患や血管疾患はもとより、動脈硬化に関連する疾患に対しても、
患者様一人ひとりに適した検査・治療を、より低侵襲かつ安全に実施して参ります。

消化器肝臓科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 83 0.55 13.61 6.02 75.60
K654 内視鏡的消化管止血術 45 0.40 12.13 4.44 72.62
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) 35 1.49 7.26 0.00 78.03
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜) 35 0.20 6.49 0.00 74.29
K697-32ロ 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(2cmを超える)(その他) 23 2.22 6.13 0.00 74.61
消化器肝臓科では肝細胞がんの治療へ積極的に取り組んでおり、
病態に応じて、血管内治療・ラジオ波焼灼療法・化学療法を施しています。

また、総胆管結石・胆管炎・胆膵癌などに対して、内視鏡を用いた治療を行っております。
特に処置困難とされた症例に対しても、安全性を確保しつつ対応しております。

心臓血管外科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K552-22 冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺不使用)(2吻合以上) 49 5.45 18.98 8.16 70.94
K5601ニ 大動脈瘤切除術(上行)(その他) 22 0.55 34.32 22.73 68.41
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 22 0.00 0.95 0.00 66.68
K5551 弁置換術(1弁) 19 4.16 31.26 0.00 67.63
K5607 大動脈瘤切除術(腹部大動脈(その他)) 16 2.31 29.25 12.50 77.81
手術件数第1位は、冠動脈・大動脈バイパス手術でほかの手術よりも倍以上の実績がありました。

また、大動脈瘤に対する切除術や弁膜症に対する弁置換術だけではなくステントグラフト治療も行い、
心臓外科領域においても、患者さんに優しい低侵襲手術を積極的に心がけております。

腎臓内科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純) 58 9.28 19.12 5.17 69.97
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(初回) 35 2.40 2.06 5.71 74.03
K128 骨盤内異物(挿入物)除去術 11 13.82 22.91 0.00 62.82
K635-3 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術 7 5.86 23.29 0.00 74.00
血液浄化センターでは、腎臓病の早期診断・治療を行うことにより慢性腎不全への進行を阻止し、
腎不全へ移行した患者様に対しても、危篤に陥る前に透析療法などの血液浄化療法を行っています。

できる限り早く、社会復帰が可能になるよう努めております。

整形外科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) 74 2.77 33.38 55.41 86.01
K0811 人工骨頭挿入術(股) 60 4.25 32.57 50.00 83.93
K0462 骨折観血的手術(前腕) 21 1.14 2.33 0.00 64.95
K0461 骨折観血的手術(上腕) 18 1.33 12.94 0.00 57.61
K0462 骨折観血的手術(下腿) 15 5.13 22.00 13.33 55.13
股関節・大腿近位の骨折に対する手術が大半を占めています。
退院後の生活を考慮して十分なリハビリを行い、在宅復帰できるよう支援を行っています。

脳神経外科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 25 0.56 15.60 4.00 78.44
K1781 脳血管内手術(1箇所) 16 0.81 18.94 25.00 58.69
K178-4 経皮的脳血栓回収術 10 0.40 28.40 60.00 82.10
脳血管治療の特徴は、脳卒中に対して「痛みを少なく、体への負担が軽く治療できる」という点です。
さらに、従来の開頭手術に脳血管治療を加えることで、治療適用の幅・治療方法の選択肢が広がり、
治療困難な疾患を治すことが可能になりました。特に、脳動脈瘤や脳卒中の治療は大きく変化しました。

もし、脳梗塞になってしまっても、早期であれば後遺症を残さず回復することができます。
最新の医療機器と経験豊富なスタッフにより、患者様にとって最適な脳血管内治療を提供いたします。

泌尿器科

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Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いる) 52 1.46 12.67 0.00 72.65
K8036ロ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(その他) 50 1.36 6.20 4.00 77.28
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 46 1.04 4.50 2.17 65.04
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 25 1.68 5.96 8.00 66.88
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 18 1.00 4.78 0.00 74.00
悪性腫瘍の手術治療において、以前は根治性が大きく重視されていましたが、
ここ最近では、根治性・低侵襲・機能温存治療に優れた手術を目指す治療へと変わりつつあります。

前立腺がんの手術はロボットで精密な手技が可能となり、術後尿失禁が改善されてきました。
現在、前立腺がんに対する手術の多くがロボット補助下に行われております。

がんの治療においても、患者様と相談することにより、治療後のQOLまで考えた治療を行っています。
悪性腫瘍だけではなく、レーザーを用いた尿路結石の治療や前立腺肥大症など良性疾患の手術も行っております。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

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DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 3 0.05
異なる 9 0.14
180010 敗血症 同一 20 0.30
異なる 50 0.75
180035 その他の真菌感染症 同一 2 0.03
異なる 2 0.03
180040 手術・処置等の合併症 同一 86 1.29
異なる 3 0.05
【指標の説明】
●該当するDPC上6桁症例を、入院契機となった傷病名が医療資源を最投入した傷病名と同一か否かで表しています。
●「DIC」とは、播種性血管内凝固(Disseminated Intravascular Coagulation)の略称です。
●「発生率」は【症例数/一般病棟に入院した全退院患者数】を用いて、集計しました。
●10症例に満たない場合は、ハイフン(-)で表記しています。

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