心臓カテーテル検査とは、主に心臓とそれにつながる血管の病変を診断するための検査です。主な適応症例は、狭心症や心筋梗塞、弁膜症、先天性心疾患、動脈瘤や静脈瘤、動静脈奇形、動脈硬化、あるいは血栓症による血管の狭窄や閉塞などです。
心臓の血管に細い管(カテーテル)を挿入し、造影剤を注入してX線撮影し、血管の形態や血流状態、心室・心房と弁の動きなどを評価し、病気を診断します。更に、適応症例にはカテーテル治療を行います。
令和3年12月に1号館1階アンギオ室の血管撮影装置をリニューアルし、Artis zee BA PURE/zee i BA(シーメンスヘルスケア社)を導入しました。
これまでの装置と比較すると、被ばく量少なく、画質の良い画像が撮影できるようになりました。
また、正面・側面の2方向から同時に撮影が可能なため、心臓カテーテルの検査時間や造影剤量を大幅に減らすことが可能です。
狭心症、心筋梗塞、弁膜症、先天性心疾患、動脈瘤、静脈瘤、動静脈奇形、動脈硬化、血栓症 など